中欧の旅 まとめ
<中欧の旅の時系列>
一区切りがついたので、中欧の旅についてまとめておこうと思う。
まず、記事の順番について。アウシュヴィッツのことから先に書いたので、どんどん逆行していってしまったので、もしかしたら読みにくかったかもしれない。それに、年ごとに記事をまとめたが、実際は都市を行ったり来たりしていたので実際の順路とは対応していない。なので、改めて時系列に並べ直しておく。
日本→プラハ
プラハ→クトナーホラ
クトナーホラ→ブルノ
ブルノ→ブラチスラヴァ(実はちょっとだけウィーンに立ち寄る)
ブダペスト→ウィーン
プラハ→チェスキー・クルムロフ
チェスキー・クルムロフ→プラハ→日本
<かかったお金>
次に3週間の旅行でかかったおおよその金額を記載する。だいたいこのくらいだという目安にしてほしい。
宿代 48,000円(20日分 ドミトリーとシングルが1:4くらい)
食費 14,000円(21日分 レストランにはほとんど行かなかった)
交通費 20,000円(市内、長距離含む)
合計 186,000円+お土産など
中欧はたしかに西洋と比べたら安いけれど、それでもけっこう費用がかさんだ。食費はホテルの朝食バイキングで腹をもたせていたので、かなり抑えてあると思う。ホテルに関しては、ぼくが行ったときはオフシーズンだったので、比較的安い値段で泊まれた。ハイシーズンはこの倍にはなると考えてもいい。
そこそこいい部屋に泊まって、食事もちゃんとしたものを食べるとするならば、3週間で230,000~280,000円くらいは必要になりそうだ。
<旅行でやり残したこと>
十分旅行を楽しんだつもりだが、やはりやり残したことがいくつかある。
ひとつは、11月17日のビロード革命記念日にプラハに訪れられなかったことだ。民主化から20年以上経ったいまも、チェコの人々(そしてスロヴァキアの人々も)は民主化運動の犠牲者に哀悼のろうそくを灯したりして、この日を特別なものとして扱っている。その様子をぜひともこの目で見たかったけれど、クラクフからの長距離バスが取れなくてその日に行くことができなかった。それがいますごく公開している。
もうひとつは、プラハの国立美術館にあるミュシャの『スラヴ叙事詩』を見そびれたことだ。聖ヴィート大聖堂のステンド・グラスですっかり満足してしまい、彼の最晩年の代表作の存在をすっかり忘れてしまったのだ。もし再びプラハを訪れることがあれば、真っ先にその絵を見に行きたいと思う。